学校案内
授業・活動内容
新たな教育課程「ろりぽっぷプラン」
ろりぽっぷ学園の「大人も子どもも育ちあう」「子どもの心に寄り添う保育」の考え方と、オランダで取り組まれている「イエナプラン」のコンセプト※1を融合させた新たな教育課程「ろりぽっぷプラン」※2を行います。学習内容を「自己選択・自己決定・自己対応」出来るように配慮することで、各自の興味・関心のある学習内容から、自分の得意とする学び方で学ぶ場を設定します。その学びの場は、学年の枠を超えた異年齢グループなども活用します。また、イエナプラン教育のブロックアワーとワールドオリエンテーションの学び方を取り入れ、子どもたちの問いからスタートする探求学習と国語、算数、理科、社会などの教科学習が相互に関わり合いながら、子どもが何故学ばなければならないのかを感じながら学習できる環境構成を行います。
※1 イエナプラン教育のコンセプト
イエナプラン教育のコンセプトは,人間,社会,学校について記された「20の原則」として語られています。イエナプランの教育の特徴は,科目別に分けた日課ではなく,「対話」「遊び」「仕事」「催し」の4つの基本活動をリズミカルに循環させる時間割で学びます。子どもたちは,週の初めに立てた計画に沿って学習を進めます。
※2 ろりぽっぷプランの特徴
- 1.『人間・キャリア科』の新設
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発達障害やいじめ・不登校児童生徒のコミュニケーション能力の向上を図ることを目的とした心理教育やカウンセリングスキルを活用します。「人間・キャリア科」では、人間関係づくりを学びます。
また、保護者に対してのストレスマネジメント・カウンセリングの機会を設け、カウンセリングのスキルを活用したプログラムを用意して、保護者も交えての授業も計画します。不登校児童に悩む保護者の支援も行っていきます。
- 2.「個別学習」の設定
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一人一人の状況に応じた指導体制の充実を図るために「個別学習」の時間を設定し、一人一人のペースに合わせた学習の時間を確保します。個人の進度に合わせた学びを保証するために、児童生徒が在籍する学年の単元ではなく、上学年の単元や下学年の習得ができなかった単元を、学んだりすることができるように、学年の枠を超えた異年齢グループでの学びも行っていきます。
- 3.様々な人(乳幼児・児童・生徒、地域人材)との交流活動・様々なこと(動物・畑作・地域)での体験
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コミュニティー・スクール(学校運営協議会制度)を活用し、様々な世代の人々との触れ合いを通して、人間としての良さの体験を実感する場面・機会を多く設けます。さらに、動植物とのふれあい体験や校内や地域の素材を生かした体験活動を取り入れます。